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潜脳

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2005-10-16(Sun) 本の紹介

数学の美しさ

「世にも美しい数学入門」って本を見つけて、一日で読んじゃいました。「博士の愛した数式」の作者、小川洋子さんと数学関係の一般向けの本を沢山出してる藤原正彦さんの対談です。「博士…」の時の取材として藤原さんと話をしていたらしいので、まぁ裏話的な物になるんですかね。

読んだ感想は大数学者がどういう観点で数学を捉えようとしているかが数学を余り知らない人にもわかるようになってるんだな〜と感じました。まぁ、小川さんが対談相手なのでそうなるのかも知れませんが。藤原さんは結構な割合で日本の数学を取り上げています。西洋にはない「美」の感覚があるからだ、というところには賛成です。

一応、どんな方にもお勧めです。「博士…」が楽しく読めた方ならなおさらお勧めします。小難しい数学の内容は全然出てこないので(ちらりと単語だけならあるけど内容は触れてない)気楽に読んでみて欲しいです。数学の持つ美しさが垣間見えるかも知れません。

ちなみに、その中で出てくる醜い定理について。ちょっと代数っぽい内容なので読みたくない方は飛ばしてください。

「おのおのの位の数の3乗を足し合わせると元の数に戻るのは、1を除いて153,370,371,407に限る」ってのが本書に載ってますが、代数で考えるとあまり意味のない定理なのです。僕の考える理由は「10進数」でしか成り立たないって事です。2進数で考えたりしてみれば、全然意味のない定理になってしまいます。逆に三角数とか四角数とか素数とかは2進数にしてもやっぱり存在します。代数的に「整数環に同型」な性質だと思えるわけです。

ま、そんなわけで数学をやってる僕でも裏話を勝手に考えて楽しめましたとさ。

日経サイエンス11月号

本屋でぱらぱらと見てたらこんなトピックに惹かれて買いました。

  • 子供は象徴をどう理解するか
  • 左右対称動物の起源

僕の知ってる人々に色々関係しそうな内容です。

体重

銭湯の体重計によると104.7kgでした。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]
shohei (2005-10-17(Mon) 13:15)

銭湯の体重計はさば読むからね(多分風呂上りだからだろうが).
それはともかく,「子供は象徴をどう理解するか」,実はうちのラボでもそういうことをやってる人がいる.「抽象的な電話」(形は電話ぽいけど電話じゃない)で遊べるのは実はかなり遅い(4歳くらいだっけ?).詳細を抜いてシンボルで遊べるというのは高度な知的活動なのです.

Pin (2005-10-18(Tue) 10:13)

紹介されてる本を読んでみようかな、数式を見て(全く理解できないけど・)美しいと思った事がある。あの感覚は何だったのか解けるかなぁ〜

Gospely (2005-10-18(Tue) 13:12)

和算の学者さんは難しい問題を解いたときには、神社に算額を奉納して発表していたって聞きます。(断片的元日本史マニアの知識ですが・・・)
機会があればいつか和算を勉強してみたいですね。